女性同士、あまり話したことのない相手が突然自分のことを詳しく聞いてくる。違和感がありちょっと嫌な雰囲気、そんな経験はありませんか?そうした事を最近マウンティングと呼び、特に女性同士の職場に漂っている独特な空気として話題になっています。
自分のほうが優位だと確認したいために、相手のことを少々攻撃するような質問をぶつけて、自分の立ち位置が正しいものと認識する。そうした女性、周りにもいませんか?そもそもマウンティングとは、犬などが自らの優位性を示すために、相手に馬乗りになって自分の強さを誇示する行動を言います。その様子から、自分の方が幸せとアピールする女性に似ていると言われ、この言葉が流行りだしました。例えば既婚者の女性が「あなたはお子さんいるの?」と聞いたり、社会的地位の高い女性が「あなたの役職は何?」などと白々しく聞くことがこの行為にあたります。一見だた質問しているだけのようにも見えますが、多くの場合たぶん相手がもっていないと思われる物をわざと聞いているのが特徴です。相手が持っていない、それはしていない、と答えることにより、自分は持っているので優越感を確認できるといった行為です。
はじめは小さな見栄や、相手に対するライバル心で言ってしまう事も多いようですが、度が過ぎると周りから嫌煙されたり上手な人付き合いが出来なくなってしまいます。働く女性が多くなり今の自分は間違っているのだろうかと自問自答する女性が増えた結果、マウンティングが増えてしまったのではないかとも言われています。幸せの価値観は人それぞれ、他者を攻撃することなく、自信を持てる女性でありたいですね。